尾道南高等学校ホームページにアクセスいただきありがとうござ
います。令和６年４月より本校に赴任をしました校長の浅藤直幸と
申します。どうぞよろしくお願いいたします。
　尾道南高等学校は、大正９（1920）年、のちに尾道の名誉市民と
なられた山口玄洞翁の篤志により、尾道市立実業補習学校として創
立され、尾道商業実務学校、尾道市立明徳商業学校、そして戦後の
学制改革で尾道市立明徳高等学校、そして昭和24（1949）年、
広島県尾道南高等学校と改称し現在に至る、一世紀を超える歩みと
伝統を持つ学校です。

　本校は、尾道市が設置する全国でも珍しい唯一の夜間定時制高校の独立高等学校として、
多様な生徒のニーズに応えるため、尾道市教育委員会と連携し、幅広い教育活動を実施し
ています。「育てたい生徒像」としては、「基礎的、基本的な知識、技能そしてマナーを
身につけている生徒」、「自己肯定感が高く豊かな人間性を身につけている生徒」、「想
像力が豊かで他者と協働できる生徒」を掲げています。その中心となる授業においては、
「学び直し」と「一人も置いていかない」という観点から、協働的な学びや個別最適な学
びを展開して参ります。また、南高祭（文化祭）や尾三地区高等学校定時制生徒会連合会
合同運動会の実施など、地域や他校との連携・交流を通して、開かれた学校づくりを目指
しています。

　生徒は今日も「明明徳」の精神を胸に、自らの在り方生き方を問いながら、自己の可能
性を再発見し、仲間とともに将来の自分の目標に向けて夜の教室で学びを進めています。
生徒が誇りに思える学校、学んで良かったと思える学校、「小さくともきらりと光る」学
校を創るため教職員一丸となって進めて参ります。今後とも多くの方の御支援をどうぞよ
ろしくお願いいたします。